おしっこ(トイレ)の回数が増える(頻尿)は妊娠初期や妊娠後期・末期に多い普通の症状です。
妊娠中は腎臓の機能が高まっており頻尿になりやすい。
妊娠初期
子宮が大きくなるにつれて膀胱が圧迫され、尿意を感じやすくなります。
妊娠後期や末期
頻尿は胎児が大きくなり胎児の頭部が膀胱を圧迫しているため尿意を感じやすくなります。 どちらも正常な生理現象です、尿意をもよおしたら我慢せずにトイレに行きましょう。
注意
排尿時に痛みがあったり尿意があるのに出なかったりする場合は泌尿器間に異常があるかみしれません、医師に相談してみましょう。
膀胱炎などは尿が濁っているため容器などに入れて観察するとわかりやすいです。
他にも尿の色や臭いに異常があった場合も医師に相談しましょう。

膀胱炎にも頻尿の症状があります。
女性によくみられる病気なので気になる方は症状をチェックしておきましょう。
膀胱炎
妊娠中は子宮が膀胱を圧迫するので膀胱炎になりやすい場合があります。 主な症状として頻尿・残尿感・尿が白く濁ったり、まれに血が混じることがあります。 炎症をおこしていますので焼けつくような痛みが特徴です。 膀胱炎が悪化すると腎盂腎炎や腎臓への感染が起こる場合があります。
尿道炎
女性の場合は尿道が短いために、単独で尿道炎だけがおこ ることはきわめて少なく、通常、膀胱炎として治療されている。
間質性膀胱炎
上皮と筋肉の間にある間質が慢性的に炎症を起こす膀胱炎です。 頻尿や残尿感、排尿後の痛みや不快感など、細菌性の膀胱炎とよく似ています。 尿検査では細菌が見られないので、発見が遅れる事もあります。